栄養価が高く毎日食べたいビーツはボルシチ(ロシア風ポトフ)、ポタージュ、カレーに入れるなど、煮込み料理でとても人気です。生でも美味しいですが、加熱することで甘みとコクが増します。
※ビーツの下処理方法
①皮をよく洗い、ビーツが丸ごとひたるほどの水、塩と酢少々を鍋に入れ、皮をむかずに弱火で10分以上かけて茹でる。(色合いと栄養分の流出を防ぐため)
②串を指して通ることを確認したら火を止め、そのまま冷めるまで置く。少し固く感じても余熱でやわらかくなり、皮はつるんと手でむけます。
1.ビーツ入りドライカレー
ビーツのコクと甘味がカレーの旨味とよく合います。
☆材料
A.具材
たまねぎ 中1個
人参 中2/1本
ピーマン 1個
ナス 中2本
ビーツ 中1個(下処理したものでも生のビーツでもOK)
ひき肉(豚、牛なんでも) 450g
B.調味料他
油 大さじ1
おろし生姜 大さじ2
◇塩 小さじ1/2
◇カレー粉 大さじ3
◇顆粒コンソメ 小さじ2
◇ウスターソース 大さじ1
◇ケチャップ 大さじ3
◇醤油 大さじ1
◇砂糖 大さじ3
◇ココア 大さじ1
◇小麦粉 大さじ1
トマト缶 1缶
水 50cc~100cc
牛乳(豆乳) 大さじ4(辛味がまろやかになります。なくてもOK)
C.トッピング
目玉やき、チーズ、サラダ菜、パセリなどお好みで。
①Aの具材の野菜はすべてみじん切りにする。
②鍋に油と生姜を加え、香りがたったら玉ねぎを加えて透明になるまで炒め、ひき肉を加え色が変わるまでさらに炒める。
③②にみじん切りした人参、ナス、ピーマン、ビーツを順に加えて炒める。
④全体がしんなりしたら◇の調味料をすべて加え混ぜ、トマト缶と水を加えて20分~30分弱火で煮詰め、水分がなくなったら牛乳(豆乳)を加え混ぜて出来上がり。
2.彩りサラダとビーツのドレッシング
簡単、美味しい、ヘルシー、色鮮やかなドレッシングで様々な生野菜をおいしく食べられます。
☆材料
A.サラダの具材
お好みの野菜を何種類でも。
(写真はビーツ、きゅうり、サラダ菜、コーン、ブロッコリースプラウト)
B.ドレッシングの材料
ビーツ 150g(小1個)
玉ねぎ 50g(中1/4個)
◇オリーブオイル 50cc
◇醤油 40cc
◇酢 40cc
◇(きび)砂糖or甜菜糖 大さじ2
①Aの具材を食べやすい大きさに切り、皿に盛る。
②(ドレッシングを作る)下処理したビーツとたまねぎをフードプロセッサーで攪拌する。
③Bの◇調味料を②に加えさらに攪拌してできあがり!
※賞味期限のめやす~冷蔵保存で約2日間、冷凍保存約1か月
3.ビーツの甘酢漬け
漬け汁を水や牛乳でお好みの濃さに割ってビーツジュースやビーツミルクとして楽しんだり、ドレッシングに活用できます。
☆材料
ビーツ 200~300g(ビーツ中1個)
塩・酢(下処理用) 少々
・甘酢液の材料
◇水 1カップ
◇酢 1カップ
◇(きび)砂糖or甜菜糖 大さじ2
◇塩 小さじ1
①煮沸消毒した瓶に甘酢液のすべての材料◇(水、酢、砂糖、塩)を入れる。
②下処理(上記※ご参照)したビーツをサイコロ状に切って②の甘酢液に漬け込む。一晩置いたら食べ頃です。
※冷蔵庫で約2週間保存可能
4.ビーツとりんごのジャム
ビーツとリンゴの甘さでおいしく栄養補給!ヨーグルトやケーキに添えたり、手づくりお菓子の色づけに。
☆材料
ビーツ 中1個(200~300g)
リンゴ 中1個
(きび)砂糖or甜菜糖 350g~400g(お好みで調整)
レモン汁 大さじ2
塩・酢(下処理用) 少々
①瓶は煮沸消毒しておく。
②下処理(上記※ご参照)したビーツをブレンダーでリンゴと一緒にピューレ状にします。
③鍋に移して砂糖を加え、中火以下で煮詰めていきます。仕上げにレモン汁を入れて完成!熱いうちに瓶に入れ、冷めたら冷蔵保存します。
※賞味期限のめやす~冷蔵保存で7日間、冷凍保存で約1年(ジップロックなど真空パック使用)